田舎移住に失敗しまして。~田舎に来たけど都会に帰ります~

田舎移住に失敗した人の雑記ブログです。Twitterはプロフから!

書きたいことはなんだろう?

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「書きたいことは、なんだろう?」

 


どうも。田舎暮らしに失敗した羊さんです。

 


このブログを更新するのも3ヶ月ぶりです。

 

 


今回の記事は新潟の田舎を離れてからのあれこれと、今抱えている悩み事についてお話しします。

 

 

 

雑記というか、日記というか。

そういう類いの記事です。

 

 

 

田舎暮らしに失敗しまして

前回の記事を更新してから今回の記事を書くまでにいくつかの変化がありまして。

 


一番大きなものは引越しです。

田舎から地方都市に住まいを移しました。

 

 

 

電車は1時間に1本もないような田舎から数分に1本くらいは電車が来る場所へ引っ越しました。

 

 

 

都心程ではありませんが、生活に困らない程度に交通網が発達しています。

 


さらに地方都市の中でも郊外寄りなので、割と自然も身近にあります。

 

 

 

車もあるので山遊びもできるし、頑張れば海にも行けます。

 


妻の地元でもあるので、妻の実家から力も借りやすいというメリットもありました。

 


田舎暮らしに失敗しまして?

というわけで生活を考えると上々の滑り出しです。

 


嫌なことが何もありません。

 

 

 

しかし一方で、ブログには影響が出てきています。

 


「自分が何を書きたいのか」が、かなりぼやけてしまっているのです。

 


元々、は田舎暮らしに失敗したことをネタに始めたブログなので。

 


生活がうまく回っているとブログを書く力が弱まってしまうようです。

 


もはや田舎暮らしでもないわけですし。

 


今更ながら「私は今、何を書きたいのだろう?」と悩んでしまっているのです。

 

 

 

前回の更新から3ヶ月も期間が開いていることからも、悩みの大きさを察していただければ嬉しいです。

 

 

 

今後の話

なんとなくブログをやめるようなニュアンスの話をしましたが、特にそういう気持ちもありません。

 

 

 

話は逸れますが、Word Pressが使えるようになりました。

 


田舎暮らしブログから切り替えるタイミングですし、ブログもお引越ししても良いかもしれません。

 

 

 

内容は考え中。

移住ブログとか結構いいかもしれませんね。

 


田舎で生まれ育ち、都会に出て。

田舎に移住して地方都市へ。

 


いろいろな住環境を知っているからこそ、提供できる話もありそうです。

 

 

 

【目的】地方移住を失敗させないための考え方!軸を持とう!

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どうも。

田舎移住に失敗して田舎を離れる羊さんです。

 


この記事を書いている2020年8月時点で転職先が決まって有給消化をしようとしているところでさす。

 

 

 

今回はそもそも論的なお話です。

「地方移住を失敗させない」ためには何を考えたら良いのか、というテーマでお送りします。

 

 

 

自分の反省を踏まえて書いていくよ。

 

 

 

結論、考えるべきことは二つ。

ひとつめが「移住の軸」

ふたつめが「致命的な問題は何か」

 


このふたつを事前に確認しておけば大きな失敗にはならないかなー、と思ったり。

 

 

 

逆に「とりあえず移住してみたらなんとかなるわ」と考えていると失敗のリスクは上がると思うよ。

 

 

 

移住の軸って何?

端的に言えば「地方移住をする理由」です。

 

 

 

なんで地方移住をするのか?

地方移住をして何がしたいのか?

 


という「理由」と地方移住をしてまで「得たいもの」は明確にしておいた方がいいと思います。

 

 

 

何故かと言えばただ暮らすだけだと「田舎になれる」から。

 

 

 

レジャーのイメージで癒しだけを求めて田舎に移住しても割とすぐに慣れる。

 


最初は「自然の中って素晴らしい!」と思っていても慣れたら不満も出るし、問題だって出てくる。

 

 

 

更には飽きる。

 

 

 

田舎に移住して、それなりにしあわせでい続けたいのなら

 


「何のために田舎に移住するのか?」

「田舎暮らしで得たいものは何なのか?」

 

 

 

を事前に考えてみる。

そして、短期的ではなく中長期的に田舎でしあわせに暮らせそうかをイメージしてみたらいいと思うんだ。

 

 

 

「致命的な問題は何か」

言い換えると「田舎暮らしが継続できなくなる要因は何か?」ということ。

 

 

 

「田舎暮らし、失敗」なんてワードで検索をしたら失敗例はいくらでも出てきます。

 


そして共通するのが「見込み違い」によって撤退する、ということ。

 

 

 

「思ったよりも仕事がなかった」

「人間関係に馴染めなかった」

「予想以上に不便だった」

 


とかね。

 


正直、未経験なことを予想することは不可能に近い。

 


自分が考えもしなかった問題が後から出てくることなんていくらでもある。

 

 

 

だからこそ田舎移住の前に考えて欲しいのは「田舎暮らしが継続出来なくなる致命的な要因は何なのか」ということなんです。

 


耐えられるライン、耐えられないラインを整理してチェックすることをオススメしたいよ。

 

 

 

ちなみに

我が家の場合は私の希望で田舎移住をしました。

 


でも、妻に我慢をさせてしまった結果、田舎移住に失敗しました。

 

 

 

2人で話し合ったつもりでも一方に負担がかかると良くないです。

 


将来、解決できそうかも明確にしないまま移住したのが最大の失敗要因だと思います。

 

 

 

ただ、私は田舎暮らしが楽しかったし希望する人には是非オススメしたいんですよ。

 

 

 

だから、失敗ポイントを確認して本当に自分が田舎移住をしても大丈夫なのか見極めて欲しいと思います。

 


てなわけで、今回の記事でしたー。

【人生観】「新しいこと」をやってみる大切さとやらを語る回。

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どうも。

羊さんです。

 


今回は「新しいこと」をやってみる大切さについて話してみるよ。

 

 

 

一応、私は転職も田舎移住もしてるからね。

「経験のないことをやってみる」という体験はそこそこしてるかな、と思うんです。

 


出会わなければ始まらない。

基本的にはどんなに波長の合うものや人があったとしても。

 


出会わなければ始まらないんです。

 


例えば、馴染みのラーメン屋で毎回、醤油ラーメンばかり頼んでいたとする。

 


でも、実はその店の塩ラーメンが自分の好みにドストライクだった。

 

 

 

みたいな。

 

 

 

毎日、繰り返している環境の少しだけ外に自分が求めていることってあったりします。

 

 

 

灯台下暗し。

自宅にいた幸せの青い鳥。

 

 

 

そして自分が繰り返す環境の外にあるものは触れる機会がなければ、一生出会えません。

 

 

 

一生付き合うかもしれない、幸せの素と出会うためにも視野を広げるのは大切だと思うんですよ。

 

 

 

私はね。

 


決めつけている人が意外と多い。

都会にも暮らした。

田舎にも暮らした。

大手の関連会社にもいた。

中小企業にもいた。

 

 

 

環境を変えて生きてきて。

思うことは「自分は新しいことができない」と決めつけている人が多いんじゃないかな、ということ。

 

 

 

リスクを理由に。

自分の能力や年齢を理由に。

偏見を理由に。

常識を理由に。

 

 

 

今の仕事以外はできないだとか。

あの人とはわかりあえないだとか。

自分にはこれ以上できないだとか。

 

 

 

理由をつけてやらないことは簡単だけど。

 


何も人生変わっていかないと思うんだよね。

 

 

 

というわけで。

変化点を自分から作っていくには新しいことを始めていくのは結構、大切だと思うというお話でした。

【移住・転職】環境を変えるときに考えてほしいこと。

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どうも、羊さんです。

 


今回のテーマは「環境を変えるときに考えてほしいこと」です。

 

 

 

例えば移住や転職とかね。

「環境を変えて再出発だー!」と思うことってあると思うんだ。

 


そんな「環境を変えるとき」に考えてほしいことがあるんです。

 


田舎移住したり、大手から中小に移ったり。

自分がいろいろ環境を変えているからこそ、伝えたいことがあるんですよ。

 

 

 

「やりたい」が自然になる環境に移ろう。

結論言うとひとつだけです。

 


変えた後の環境が自分にとって「やりたい」と思うことを自然にできる環境かどうか、を考えてください。

 

 

 

例えば甲子園に行きたいならどうしますか?

 


強豪校に行きますよね。

 

 

 

球漫画にありがちな「野球部を作るところから始めるぞ!」なんてやる人は少ないはずです。

 

 

 

一応、どんな弱小校からでも機会の上では甲子園に行けるチャンスはあります。

 


でも「甲子園に行こう」と思うことが普通の環境かどうかで使う労力は大きく変わるんですよね。

 


弱小校で野球部を一から作ってる間に強豪校なら優れた環境で練習を始められるんですよ。

 

 

 

「自分が得たい成果」に対して払うコストが少ない環境に身を置けるのか、を考えることが大切です。

 


環境を変える前にわざわざ自分が大きな労力をかけなくても「自分のやりたいことが自然とできるようになるのか?」と、考えてみて欲しいんです。

 

 

 

 


言い換えたら「無理なく成果を得られる環境」

私の場合は転職や移住を経験しています。

 

 

 

実体験を踏まえて言うのですが「集団に逆らい続けて成果を目指す」というのはかなりしんどいんですよね。

 

 

 

流れの早いビジネスの最先端みたいな場所でスローにマイペースは目指せますか?

 

 

 

反対にお付き合いで成り立つ牧歌的な環境でゴリゴリと成果主義や合理化した仕事を作れますか?

 

 

 

どちらもできる人はいるかもしれません。

 


でも、周りが敵になります。

 


身近な集団を常に敵にしなければなりません。

 

 

 

こうなるといらんストレスが暴上がりします。

 

 

 

「良かれと思って」とか「会社の方針に沿って」でも結構、敵を作るんですよ。

 

 

 

あとは自分で仕組みを一から作るよりも、既に仕組みがある環境に飛び込んだ方が早く成果が出ます。

 


環境選びってとても大切です。

 


おわり。

 


というわけで環境を変えるならやっぱり「軸」が大切だよね、という一般的な結論に落ち着きます。

 

 

 

シンプルな理由からストレートに選んだ方がうまくいく、と思ってます。

 

 

 

あくまで個人の意見ですが参考になったりすればなー、と思います。

 

 

 

【嫁ターン】Iターン田舎暮らしの次は嫁ターンになった件。

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どうも羊さんです。

この場を借りてご報告がありまして。

 


転職が決まりましたー!

 

 

 

つまりは田舎脱出ですよ。

 


元々、都会からIターンして。

からのUターンの予定でしたが、結局は嫁ターンになりました。

 

 

 

「ターン」を連呼してるくせに自分の地元には一回もターンしてないというね。

 

 

 

とりあえず、ご報告でした!

 


田舎暮らしを振り返る。

というわけで節目なので田舎暮らしを振り返っておこうかなーと思うわけです。

 


もう少しだけ付き合ってくださいな。

 

 

 

きっかけ

田舎暮らしを始めたきっかけは、仕事でメンタルボロボロになったことです。

 


暗い話だけど、半分人生を諦めてました。

 


「周りにできることが自分にはできない」

「世間の当たり前な基準では生きていけない」

「自分はできそこないだから」

 


と、毎日の仕事に嫌気がさしてました。

心療内科適応障害と言われて求職もしました。

 

 

 

いろいろあって新潟の知人に勧められて「田舎暮らしなら、毎日に急かされずに生きていけるのかなー」と思い田舎に来ました。

 


救いを求める気持ちで。

縋るように。

 

 

 

当時は我ながらまともな思考ができていなかった、と思う。

 


田舎に来ての正解と不正解。

田舎暮らしをしてみて時間ができました。

 

 

 

車通勤になって通勤時間がほぼ0になったり、試用期間は残業なしだったり。

 


周りも緑でいっぱいで週末は家族でレジャーも楽しめました。

 

 

 

正直、都会よりもスローな生活に思えたし、世の中のスピードについていけなかった私にはこの上ない救いになりまして。

 

 

 

その意味では田舎暮らし正解かなー、と思います。

 

 

 

一方で試用期間が終わって残業激増したり。

前職と違って随所に「慣習と政治力」が出てくるのには嫌気がさしたりもしました。

 

 

 

会社によるんだとは思います。

 

 

 

ただ、自分の職場を含めて悪しき慣習が残り続ける会社をよく見かけた気はします。

 

 

 

都会のように変化のスピードにしんどくなるほど目まぐるしくは変わらない。

 


一方で変化してほしいことも変わらない。

 


昔からのお付き合いが強いからこそ、自分でなんとかするよりも付き合いを維持することが重視されているように思えて。

 

 

 

 


「この場所」でしか使えないキャリアに浸って自分の市場価値がどんどんと落ちていくのを肌身で感じました。

 


これがまた怖いんですよね。

 


クリエイティブなことをする人は良いと思いますが、田舎でサラリーマンをやると未来まで決まってしまう感じがあります。

 


似たような仕事を同じ土地でやって。

死ぬまで同じような生活をする。

 

 

 

まあ、都会でも同じなんでしょうけれど。

もう少し閉塞感は強めかなーと思います。

 


自分で自分の価値を作れる働き方をしないと今後、何かあったらしんどくなりそうだなって感じました。

 


それでも田舎移住は正解だった。

とまあ、すこし重たいことも書きました。

 


が、個人的には田舎移住は正解だったと思います。

 


永住できないという意味では失敗ですが。

 

 

 

でも、環境を変えて。

自然に囲まれて。

都会のスピード感からも離れて。

 

 

 

のんびりと過ごすことができたし、今まで知らなかった生き方っていくらでもあるんだな と感じました。

 

 

 

目の前の環境が全てではないし、正解と不正解って今いる場所での「最適解」でしかないんだと思えるようになりました。

 


場所を変えたらいくらでも変わるんです。

 

 

 

 


とまあ、そんなこんなで田舎暮らしは卒業しますが、今後ともよろしくお願いします!

【転職活動録】人材エージェントの求人を紹介してもらうための方法まとめ

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どうもー。

コロナ禍の中で転職活動真っ最中の羊さんです。

 


今回は「転職エージェントに自社の求人を紹介してもらうための方法」についてまとめていくよー。

 

 

 

転職エージェントから自社の求人紹介をされる。

言い回しが難しいのだけれど要するに「ウチ会社の求人に応募しませんか?」と誘ってもらうための方法です。

 


転職エージェントが抱える求人ではなく、利用する転職エージェントそのものの求人を紹介してもらうための方法です。

 


私の場合、人材業界は一切検討に入れずに転職活動を進めてきました。

 


しかし、登録したエージェントから「弊社に応募してみませんか?」とお誘いを受けることが度々あったのでまとめてみようかな、と。

 

 

 

求人を紹介してもらえる時の共通点。

基本的には普通にエージェントを使っているのですが、エージェントの求人が出てきた時に共通したのが以下の点。

 


1.予算達成のために考えて行動出来る話をする。

2.1を実績をもって証明する。

3.1を行動、思考プロセスから証明する。

4.無形商材+営業も視野に入れている事を伝える。

5.他人と違う手法で受注を生み出せる事を伝える。

6.エージェントさん自身の考え方や経歴を聞き出す。

7.6で聞き出した内容に共感を示す。

8.数字、プロセスの分析が出来る事を示す。

 


ざっくりはこんな感じ。

要するに「目標達成意欲」「プロ意識」「創意工夫」の要素を伝えるという事かなー、と。

 


あとめちゃくちゃ雑談します。

主に相手の価値観とか仕事、転職観を質問責めにします。

会話方式で。

 


個人的なキラートーク

個人的には「他人と同じルーティンは苦手です。一方で他人が思いつかない手法で仕事が作れます」という意味合いの内容がキラートークかな、と感じています。

 


とにかくプロ意識が高い人が相手なので「自分でなくても良い事は任せる。一方で自分だから出来る事に注力したい」と、伝えるのは割と良いみたいです。

 

新規開拓と開拓プロセスも大切。

そして評価されやすいのが、新規開拓の経験と開拓プロセスを話せる事。

 


私の場合は数字に恵まれない担当を抱えていた時期が長かったのでプロセス分析はかなりやってきました。

 


TELアポも電話件数から実際に話が出来た有効件数、アポ率、直接は使えない話題の発掘率、案件発掘率まで全て記録してました。

 


記録を基に「どんなTELをしたらどれだけ効果が上がるのか?」とか「一度目のTELで引き出した話題を基に組み立てたら改善するか?」とかも割合にして改善率の管理をしたりもしていました。

 

 

 

話してみる限り転職エージェントは数字で生きている人が多い業界なので「数値化して」「分析して」「改善して」「達成する」というフレームで話をするとウケが良いみたいです。

 

 

 

個人的な感想ですが。

 

 

 

自分ではやっていないけど。

上記を踏まえて、より確実にエージェント求人を紹介してもらいたいなら素直に「人材業界への興味」を伝えるのもありかな、と思います。

 

 

 

そもそも人材業界を志望していないので、私はやった事ありませんが。

 


「自分の意思」として明確に伝えるのは有効なのかなー、と話をしながら感じたりはしています。

 

 

 

まとめ

転職エージェントの仕事って大変そうだなー、というのが感想。

 


何故なら一度決めたらリピートする様な仕事ではなく、案件と数字を追い続けないとご飯が食べられないから。

 


だからこそ、相手方は「この人は自分のノルマをどう捉えているのか?」とか「数字を作り込むプロセスを持っているのか?そのプロセスを作り込んできたのか?」という事を気にするし、評価する様に感じます。

 

 

 

一言で言えば「プロ意識重視」なんです。

 


志望していない、求人を探してさえいない業界で声が掛かるというイレギュラーな方法ですが。

 


人材業界に行きたい人の参考になればなー、とまとめてみました。

 

 

 

肝心の自分の転職活動はまだまだ続くけどね!

スケジュールのびのびになってるから!

【働き方改革】ガチホワイト企業は根本から考え方が違うという話。

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どうもです。

営業の仕事柄、いろんな会社に出入りしてきました。

 


今回はガチホワイトな会社に共通する考え方をまとめていくよー。

 


人に依存しない

ガチホワイトな会社で最大の特徴が「人に依存しない」という事。

 


どういう事かと言うと「仕事は仕組みで改善するもの」というスタンスになっているのさ。

 

 

 

例えば、多くの会社ではガツガツ仕事をこなす出来る人が尊重される。

 


一方で、仕事が遅かったりコミュニケーションが苦手な社員は「もっと頑張れ」と指導される。

 


仕事が遅い人に合わせて仕組みを作ったりはしない。

 

 

 

一方でガチホワイトの場合は仕事が遅い人がいるのも「個性」と捉えて、仕事が遅い人でも問題なく仕事が回る環境を作りに行く。

 


なんなら「課題点をピックアップしてくれた」とさえ捉えたりもする。

 


結果、一部の出来る人以外のボトムアップになり業務が改善される。

 


巡り巡って、ボトムアップした人たちが仕事の出来る人の業務を肩代わり出来る様になり、仕事が出来る人は更に生産的な業務に注力出来る様になる。

 


長い目で見たら企業の力が時間の経過と共にゴリゴリ高まっていく。

 


ガチホワイトにはそんな特徴があります。

 

 

 

スタート地点は必ず「現実」

営業職には特にありがちなことですが、多くの会社は目標という名の「理想」を前提に計画を組みます。

 


例えば市場の動向とは相関しない「前年度○%アップ」とか。

 


仕事の環境を見直さずに残業削減を掲げたりとか。

 

 

 

当然、現実を考慮しない目標なので頓挫する。

達成していても、従業員のハードワークによる達成だったりします。

 

 

 

一方でガチホワイトは「現実」から計画をスタートします。

 


前年度の売り上げではなく、市場の動向から現実的な目標値を作る。

 


残業削減も従業員への指示ではなく、現状分析と課題の特定、課題を解決する仕組み作りから入ります。

 


だから目標数字に達しないことも少ないし、現場が疲弊する事も少ない。

 


更に言えば従業員には「現場の問題は会社が解決に動く」という認識が出来るので、働き方の問題点が次々に把握できる様になります。

 


会社は出て来た課題を潰すために投資をするので、毎年生産性が上がっていきます。

 

 

 

意見が言える環境

よくある会社だと「出来ない」「難しい」は個人の問題として根性論で封殺します。

 

 

 

結果、問題を抱える従業員はメンタルや健康を害して会社を去ります。

 


そして、人手不足のしわ寄せが全体に波及します。

 


ガチホワイトの場合は「出来ない」「難しい」を業務改善のタネと考えて積極的に集めて対策します。

 


結果、「出来ない」「難しい」と言う業務の問題点が早期にピックアップされて対策されていきます。

 


そして、負担なく成果が出せる仕組みが構造化されて蓄積していきます。

 


人も辞めないので人手不足になり辛く、教育プロセスも出来上がっているので新規採用をしてもスムーズに戦力に育てる事が出来ます。

 

 

 

終わりに

最後に一つだけ言いたいことがあって「ガチホワイトには歴史がある」という事もあります。

 

 

 

昔はハードワーク前提だったり、大量の離職者を出していたりする会社もあります。

 


倒産寸前まで傾いた事があったりする会社もあります。

 


結局、改善が改善を生む「ホワイトなループ」はある程度、企業体力も必要なんだと個人的には思います。

 

 

 

会社は営利法人なので利益を出してナンボですし、お金がなければ人も雇えません。

 


仕事の環境も作れません。

 


転職エージェントから度々、「労働環境だけを求めてぶら下がれる転職先を探す人もいる」という話を聞きます。

 


ホワイトな環境って「ぶら下がりが許される」ではなくて「みんなで押し上げる」事によって出来上がっているんだと私は思います。

 


いろんな会社を見てきたからこそ。

 

 

 

良い仕事環境に出会うためには、ぶら下がれる会社を探すのではなくて「自分の力も使って押し上げたい」会社を選ぶ事が大切なのではないかと感じています。

 

 

 

そして見つけた会社が「会社を押し上げたい自分達に応えてくれる会社」であれば、きっと良い仕事選びが出来るんじゃないかなーと。

 

 

 

まあ、そんな会社を見つけるのが難しかったりはしますけれども。

 

 

 

ただ、労働環境の改善を目指して転職をしたい人には「ぶら下がりを期待する」のは辞めた方がいいよ、という事を伝えたいのです。

 

 

 

以上!終わり!