【嫁ターン】Iターン田舎暮らしの次は嫁ターンになった件。
どうも羊さんです。
この場を借りてご報告がありまして。
転職が決まりましたー!
つまりは田舎脱出ですよ。
元々、都会からIターンして。
からのUターンの予定でしたが、結局は嫁ターンになりました。
「ターン」を連呼してるくせに自分の地元には一回もターンしてないというね。
とりあえず、ご報告でした!
田舎暮らしを振り返る。
というわけで節目なので田舎暮らしを振り返っておこうかなーと思うわけです。
もう少しだけ付き合ってくださいな。
きっかけ
田舎暮らしを始めたきっかけは、仕事でメンタルボロボロになったことです。
暗い話だけど、半分人生を諦めてました。
「周りにできることが自分にはできない」
「世間の当たり前な基準では生きていけない」
「自分はできそこないだから」
と、毎日の仕事に嫌気がさしてました。
いろいろあって新潟の知人に勧められて「田舎暮らしなら、毎日に急かされずに生きていけるのかなー」と思い田舎に来ました。
救いを求める気持ちで。
縋るように。
当時は我ながらまともな思考ができていなかった、と思う。
田舎に来ての正解と不正解。
田舎暮らしをしてみて時間ができました。
車通勤になって通勤時間がほぼ0になったり、試用期間は残業なしだったり。
周りも緑でいっぱいで週末は家族でレジャーも楽しめました。
正直、都会よりもスローな生活に思えたし、世の中のスピードについていけなかった私にはこの上ない救いになりまして。
その意味では田舎暮らし正解かなー、と思います。
一方で試用期間が終わって残業激増したり。
前職と違って随所に「慣習と政治力」が出てくるのには嫌気がさしたりもしました。
会社によるんだとは思います。
ただ、自分の職場を含めて悪しき慣習が残り続ける会社をよく見かけた気はします。
都会のように変化のスピードにしんどくなるほど目まぐるしくは変わらない。
一方で変化してほしいことも変わらない。
昔からのお付き合いが強いからこそ、自分でなんとかするよりも付き合いを維持することが重視されているように思えて。
「この場所」でしか使えないキャリアに浸って自分の市場価値がどんどんと落ちていくのを肌身で感じました。
これがまた怖いんですよね。
クリエイティブなことをする人は良いと思いますが、田舎でサラリーマンをやると未来まで決まってしまう感じがあります。
似たような仕事を同じ土地でやって。
死ぬまで同じような生活をする。
まあ、都会でも同じなんでしょうけれど。
もう少し閉塞感は強めかなーと思います。
自分で自分の価値を作れる働き方をしないと今後、何かあったらしんどくなりそうだなって感じました。
それでも田舎移住は正解だった。
とまあ、すこし重たいことも書きました。
が、個人的には田舎移住は正解だったと思います。
永住できないという意味では失敗ですが。
でも、環境を変えて。
自然に囲まれて。
都会のスピード感からも離れて。
のんびりと過ごすことができたし、今まで知らなかった生き方っていくらでもあるんだな と感じました。
目の前の環境が全てではないし、正解と不正解って今いる場所での「最適解」でしかないんだと思えるようになりました。
場所を変えたらいくらでも変わるんです。
とまあ、そんなこんなで田舎暮らしは卒業しますが、今後ともよろしくお願いします!