失敗しない「逃げの転職」の方法
転職を考えた事のあるあなた。
「逃げの転職はやめた方がいい」という話を聞いた事はありませんか?
「転職癖がついてジョブホッパーになる」
「いつまでも成長しない」
「市場価値が落ちていく」
といった理由で非難される「逃げの転職」ですが実は失敗しない考え方があります。
今回の記事ではこの「失敗しない逃げの転職」についてまとめますよ。
◯結論:「絶対に受け入れられない事を避ける」
最初に結論を書いてしまいますが、これだけ。
「絶対に受け入れられない事を避けて仕事を選ぶ」
仕事を辞める程のストレスが何故生まれるか考えた事はありますか?
人間関係?
給料が安いから?
確かに理由はいくらでもあると思います。
ですが、根本の原因はただ一つ。
それは「仕事と自分の価値観が合致していないから」です。
自分の価値観では嫌な事を仕事に強要される。
そして自分と仕事の間の葛藤が大きくなって限界がくる。
仕事をストレスで辞めるのは常にこのパターンです。
だから自分の価値観をまずははっきりさせて「絶対に受け入れられない要素のある仕事には就かない」という事に気をつければ長続きする職場が選べるようになります。
◯着目するのは「ネガティヴな感情」
次に気をつけるのは「ネガティヴな感情の原因」に着目する事です。
何故かと言えば価値観の中でも変わりづらい部分だからです。
「◯◯したい!◯◯になりたい!」というポジティブなモチベーションがあるのは良いことです。
例えば「チャレンジングな仕事がしたい!」とか。
しかしポジティブなモチベーションはいざ取り掛かってみると「こんなはずではなかった」「思っていたのと違った」となる事も結構多いんです。
ある程度未知の部分を含んでいる上に期待の補正で見誤るからです。
一方、「これだけは嫌だ。やりたくない」という価値観はそうそう変わりません。
その上で「逃げの転職」の根本的な原因になります。
だからこそ「嫌な事をはっきりさせて徹底的に逃げる」事が逃げの転職では最重要です。
◯とは言え全てから逃げられない。ので……
「嫌な事から徹底的に逃げる」といっても嫌な事全てからは逃げられません。
何も出来なくなります。
「絶対に受け入れられない価値観」だけから全力で逃げます。
他は多少嫌でも「No」と言って断わったり、周りの視線を気にしないメンタルトレーニングをしたり。
あとは見方を変えてみたりして乗り切ります。
完璧な職場に巡り会うのはとても難しい。
しかし、「絶対に無理」な職場を選ばなければ、それなりには続きます。
「逃げの転職はダメ」と決めつけて中途半端な転職を繰り返すよりも「嫌な事は徹底的に消しさる」くらいの感覚で仕事を探した方が良いと私は思います。