「田舎移住に失敗しました」ってどういうこと?
こんにちは。
ブログ「田舎移住に失敗しまして。」にようこそ。
私、田舎移住に失敗しました羊野めえ太と申します。
イメージ的にはこんなところに住んでます。
初回記事なのでブログタイトルにもある「田舎移住に失敗した」ってどういう事かを書いていこうと思います。
◯田舎移住に失敗=田舎に永住は出来ない。
私の中での「移住失敗」の定義がコレです。
「移住先に永住できるか?」という基準ですね。
私は新潟のかなり田舎の方に移住しましたが一生を過ごすのはかなりキツイと感じています。
理由は地域の衰退を肌で感じるから、です。
そりゃあもう毎日、ガンガンに感じてます。
人が少なくなっていくとインフラが維持できなくなります。
事実、バスの本数が少なくなったり地域の商店が次々になくなったりしています。
空き家も増えてます。
今はまだ20代で身体が動くので然程問題にはなりません。
ですが、将来を考えると「衰退した地域で不自由なく暮らせるだろうか?」という不安をかなり強く感じます。
あとは価値観の相違。
田舎に残る人というのは生まれた場所から外に出て行った経験が無い人がやはり多いです。
故に慣習を尊重する事や同調圧力はやや強めです。
令和の時代になって変化がどんどん早くなる時代です。
変化よりも前例を重んじる価値観にはやや危機感を感じました。
田舎の価値観で過ごしたら時代に取り残されて、世の中で通用しなくなるのではないか、と。
◯ただ田舎の生活のメリットも非常に大きい。
少しネガティヴな事から入りましたが、一方で田舎の生活にも大きなメリットがあるとも感じています。
批判的な内容を書きましたが、私は今の生活には特に不満はないです。
むしろ、都会暮らしをしていた頃よりも確実に生活は良くなりました。
良くなった点を述べるとすれば
・自然が多いのでリフレッシュの機会が多い。
・地域の子育て支援は良くなった。
・残業時間の大幅減
・仕事のストレスやプレッシャーがなくなった。
・夜はきちんと暗くなるので良く眠れる。
・無駄遣いが減った。
・家族の時間が増えた。
等々……。
要は「人間らしい生活になれた」という事です。
田舎に来るまではそこそこの会社にいたので「今の会社で生き抜く」という価値観になっていました。
ですが、移住してみて「大切なのは自分の在り方。選択肢も生き方もいくらでも選べる」という事を学びました。
都会にしろ田舎にしろ。
狭いコミュニティだけで生きていると価値観が固定化されます。
良し悪しの判断基準が一つだとつまづいたときに非常に苦しい。
豊かに生きるためには方法はどうあれ、価値観を広げる必要があると思います。
価値観を広げるという意味では「田舎暮らし」は即効性のある薬になると感じました。
◯ブログの方向性:人生の夏休み帳
締めにブログの方向性について。
上記の様に私の田舎暮らしは「今は楽しく過ごしているけど、将来を考えると永住出来ない」という状態です。
2020年~2021年には都会にUターンする予定です。
今いるところで身につけたい事、磨きたい感性、突き詰めたい考え方があるので、もうしばらくは田舎にいます。
Uターンするまでは「人生の夏休み」と割り切って過ごそうと思います。
このブログでは「人生の夏休み」の間に身につけたこと、考えたこと、挑戦したこと等を雑記ブログとしてまとめて行こうと思います。
あとは遊んだ事とか場所とか。
夏休みの日記課題みたいなもんですかね?
可能な限りありのまま書いていきます。
もし
・田舎暮らしを考えているけど、イメージが出来ない。
・今の仕事がしんどい。他の道を探したい。
とか考えてる人がいれば参考にもなるかと思います。
田舎暮らしって言っても転勤、結婚、Uターンとかいろんなパターンがあるので他人事とも言い切れないですからね?
そんな感じでよろしくお願いします。