「伝え方が9割」【読む前メンタルマップ】
今回読んでいく本はコチラ。
ダイヤモンド社から出ている佐々木圭一さんの「伝え方が9割」
ロングセラーのビジネス書ですが書籍で読むのは初めてです。
というわけで読書前の準備としてメンタルマップをまとめていきます。
※今回の企画についてはコチラから↓
〇この本を読む理由。
端的に言うと「影響力」を身に着けるための勉強です。
私は3つの力を身に着ける事が出来れば人生の自由度が格段に上がると考えています。
「経済力」「影響力」「自己コントロール能力」で3つの能力です。
「影響力とは何か?」
それは相手に与える情報や刺激、環境を利用して相手の行為や判断を喚起したり変容させることです。
コミュニケーションの相手をコントロールする事は出来ません。
しかし、自分の言葉や仕草等コントロール出来るものを介して誘導する事は可能です。
苦痛を減らして「自由に生きていく」ためには周囲の協力を得なければなりません。
人を動かし、環境を作り上げる「影響力」が必要です。
だから今回は「伝え方が9割」を読むことで「言葉」というツールを使って、伝え方という切り口からアプローチすることで影響力の引き出しを増やせたらいいな、と思います。
著者さんは著名なコピーライター。
そして、ロングセラーのビジネス書。
結構、期待しています。
〇この本を読むことでどんな事を得られると期待している?
今回は主に「日常のコミュニケーションでの交渉ノウハウ」を得られる事に期待をしています。
何故なら「日常のコミュニケーション」が私としては優先度の高い場面だから。
「影響力を発揮する場面」と考えるとかなり広く活用の場面があります。
SNSやビジネスの場まで含まれます。
もちろんSNSやビジネス等 何かを得るために影響力を活用する術は、いずれは欲しい能力です。
ですが、この記事を書いている今の段階でのテーマは「人生の自由度を上げる事」です。
仕事やプライベートで自分の利益にならない不毛なことは徹底的に排していきたい。
そして生まれた時間や余裕を使って自分が求める本質的な事に時間を充てていきたい。
つまり「人生を自由に生きるため」に「経済力」「影響力」「自己コントロール力」を鍛える事に人生の時間を充てていきたいと思うのです。
だからこそ、まずは「本質的な事に充てる自分の余裕を確保する」ために日常のコミュニケーションの中での影響力を高めていきたいと考えています。
はい。
というわけでここまでがメンタルマップでした!
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ここからは「伝え方が9割」を読む前の所感や関連する事を書いていきます。
この記事はあくまでも読書の「事前準備」です。
もちろん「伝え方が9割」の内容は一切読まずに書いていきますので、あしからず。
〇なぜ、伝え方で結果が変わるのか?
「なぜ、伝え方で結果が変わるのか?」
「伝え方が9割」の帯に書いてある煽り文ですが、この本のメインテーマなのでしょう。
伝え方で結果が変わる理由は何でしょうか?
私の考えはコミュニケーションにおいては「相手と自分に違いがあるから」というものです。
情報量も違う。
利害も違う。
思考のプロセスも判断基準も違う。
自分は自分、相手は相手の軸で判断をします。
だからコミュニケーションで自分が望む結果を相手から得るためには「相手の頭の中」を考えなければなりません。
相手にとって受け取りやすいように情報を伝えて、自分の望む結果にたどり着きやすい様に伝える事が出来れば「伝え方で結果を変える」という事が出来るのではないでしょうか?
「自分と相手の頭の中は違う」事を前提に「相手の立場に立って自分が望む結果にたどり着く伝え方をする」というのが「伝え方で結果を変える」事なのだと思います。
〇「失う事、損する事への恐怖を強く感じる」人間の性。
「人を動かす」「影響力を持つ」という話のついでです。
人間は「何かを得られる」というポジティブなモチベーションより「何かを失う」というネガティブなモチベーションに強く影響されます。
基本的には現状維持を好む生き物なので。
生物としては「今まで問題なく生存出来た環境」を維持したいと思うので変化は好みません。
更に「今ある環境を失う」リスクを高く見積もる傾向があります。
利害関係を踏まえて人を動かそうとするなら人間の持つ「失う事への恐れ」は気にしてみてもいいかも。
〇 人間に共通する思考の癖「心理バイアス」
この記事では「自分と相手の頭の中が違う」という前提で書いていました。
じゃあ反対に「共通する部分はないの?」という話をおまけでしておきます。
結論、たくさんあります。
「共通する部分」の一例が「心理バイアス」です。
「心理バイアス」とは、いわゆる「色眼鏡」というやつです。
人間の脳はかなり大飯食らいな器官なのでちょいちょいと省エネ運転をしようとします。
脳は体重の内僅か2%の重さで体内の消費エネルギーの内約20%程消費します。
「整理して思考して~」というプロセスを入ってくる情報全てに対して行うようなことを人間の身体はしていないんです。
だから、思考や整理をすっ飛ばして「きっとこうなる」と結論を出します。
何故なら脳にとっては「省エネ」で「ラク」だから。
これが「心理バイアス」。いわゆる「色眼鏡」です。
人によって持っているバイアスも違いまずが共通して存在する色眼鏡もかなりの数あります。
例えば「ハロー効果」とか「確証バイアス」とか。
今回の「伝え方」のテーマとは別の話になりますが影響力だけでなく、自己コントロールでも大切なテーマなのでいつか取り上げたいなーとも思います。
最後は話題が逸れましたね。
「読書前メンタルマップ」は今回が初回なので、今後試行錯誤しながらやっていきたいと思います。
ではでは(´・∀・`)ノシ