「田舎暮らしに車は必要なのか」問題。
地方移住について調べていると必ず目にするのがこの話題。
「田舎暮らしに車は必要なのか?」
今回は都会から田舎に引っ越して来て感じてる事もひっくるめてまとめるよ。
〇結論、無くても生きていける。
実は田舎だからといって「車が無いと生きていけない」と言うほどでもない。
「田舎」の程度感にもよるけれど。
考えてみれば地元民でも免許を取るまでは何かしらの交通手段を使って生きているわけで。
最低限、生きていくだけなら何とかなったりする。
ただし、生活は超不便になる。
だから私は車は絶対にあった方がいいと思う。
車が無い場合は、徒歩や自転車圏内に必要な施設や勤め先がある立地に住む。
そうでなければ1時間に1本のバスや電車に合わせて生活をする。
それしかないので、行動範囲がとても狭くなる。
何もない土地なのに行動範囲が狭くなるのは精神的にもキツイ。
転勤族のママとか免許がなくて田舎に来た人を見ると、どこへもいけないストレスが非常に高い。
高確率で夫婦仲にも響いてくる。
やはり田舎で車が無い環境はオススメできない。
〇車があるメリット:自由度が高い。
車がある田舎暮らしはライフスタイルの自由度が格段に上がる。
車社会なのでほとんどの場所には無料の駐車場がある。
会社も車通勤が当たり前。
つまり公共の交通網に頼らずに生活が出来るんです。
極端な人だと20年以上電車やバスを使ってない人もいるくらい。
都会の暮らしってどうだろう?
たしかに交通の便はいい。
電車やバスで何処にでも行ける。
しかし、その代わりに路線に生活を縛られる。
駐車場が無い場所も多い。
あっても有料。
会社も車通勤は基本NG。
となると電車やバスのルート沿いに家を買ったりする必要がある。
あとは意識しないと同じ場所ばかりにしか行かなくなる。
普段使う駅の周りしか知らずに生きていく。
もしかしたら道中にステキなお店もあったりするかもしれないのに気づけない。
家から5kmも離れたらもう知らない場所になってしまう。
一方、田舎暮らしは車を使う環境が整っている。
コンビニや駅前にも無料の駐車場はあるし、小さなカフェでも大体は自前の駐車場がある。
車通勤もOKだから通える距離なら何処に住もうが自由。
移動の道中は自分で運転する。
だから「あ、あの店良さそう」とか街の中に出会いを見つけられる事が多い。
自分の住む街を知りながら生活出来る。
私は都会から田舎に引っ越した時に「自由に移動出来る」ことに少し感動したりした。
〇まとめ
繰り返しになるけれど、田舎暮らしと言えども車無しで生活する事は不可能ではない。
でも、車はあった方がいい。
都会から田舎に移住する理由の多くは「自由が欲しい」というものだ。
なのに敢えて車無しの生活を選んで不自由な生活を送るのはあまりにもったいない。
私は中古車を買ったけどかなり広範囲でうろついているし満足もしてる。
田舎のカフェってアクセスが悪い代わりにロケーションがいいところも多いのでドライブを兼ねて開拓するのがとても楽しい。
最後に遊びまわった写真を貼るけど「自由で豊かに田舎暮らし」を楽しむには車はあった方がいいんだと思う。