【転職の武器】80%以上の確率で面接を通過するストーリーテリング
転職活動で内定を頂きまして。
最後まで受けた戦歴では過去6社中5社で内定までいけてます。
個人面接に限れば通過率は100%です。
今回は私が転職活動で特に気にしてきた「ストーリーテリング」の技術についてお話しするよー。
ストーリーテリングって何?
一言で言えば「ストーリーを使って伝えたいことの印象づけをする技術」の事だよ。
転職で言えば職務経歴書から志望動機まで幅広く使えるんだけど。
「どんな経緯で、どんな事を考えて」という転職の理由や自己PRで特に使える技術だと思ってます。
例えば、現職で表彰歴があったとして。
商談数のランキングで入賞しました、と伝えるよりも。
部署では新規商談数が伸び悩んでおりベテランの中でも若手が目立てるチャンスと捉えて、新規発掘に注力しました。結果、今までは無かった客層からも商談を創り出し、商談数のランキングで上位に入賞して表彰を受けました。
と伝えた方が「コイツは積極性や自主性のある奴だな」と、印象に残るよね。
理由や動機付け、どんな思考で動いてきたか、を物語の様に伝えると面接官のウケが良いんじゃないかと経験から感じています。
同じ話でもPRポイントを変えられる。
そしてストーリーテリングを使うメリットで大きいのが「経験談の使い回しが出来る事」なんですよ。
よく募集要項に書いてある「求める人物像」は「信頼関係を構築出来るコミュニケーション」とか「自主性」「積極性」あたりだけれど、切り口を変えれば同じエピソードでいくらでも自己PRを作っていける。
私は法人営業をしているから、例もルートセールスによってしまいますが。
例えば「自主性」を重んずる求人には「何故、自分がその様に動いたのか」を切り口に物語を書けばいい。
「コミュニケーション」に重きを置く求人なら「達成に至る道筋で協力を得た相手の事とどうやって協力を得たか」を書けばいい。
各項目に対して個別のエピソードや実績を用意しなくても済むので一社あたりの面接対策でかなり負担を減らす事が出来る。
更に同じエピソードを色んな視点で話していくと、PRの練度が上がっていくので多少のツッコミには対応出来るようにもなる。
結果、面接での評価も上がりやすいと経験から私は考えるよ。
目立った実績が無くても使える。
私の場合は幸にしてコンスタントに表彰歴があったけれど、未経験職種や業界を受けるときには敢えて実績を使わずに話した事もある。
例えば日常的なクレーム対応でも「何故、先手を打って火消しが出来たか」とか「進め方の主導権は誰が持っていたか」とか。
「問題を解決するためにどんなマインドで誰の協力をどうやって得たのか」とか。
「協力を得るためにした事は何か」とか。
「問題解決後にどんな対応をして、どんな状況になったのか」とか。
「自主性」でも「コミュニケーション」でも「問題解決能力」でもなんでも良いのだけど。
要素ごとに経験を分解して、求人の「重視する人物像」に当てはめて組み立てていけば目立った実績がなくても割とどうとでもなるんですよね。
大切なのはある意味自信。
転職先の企業でPR出来そうな実績がないと少し弱気になる人もいるかとは思う。
けれど、社会人として生きてきたのなら少なからず「業務を回すだけの役割」を担ってきたはずなのさ。
それって自分が思っているよりもずっと大変な事なんですよね。
あなたの仕事を明日、バイトや新人に回して仕事は進みますか?
進まないよね。
きっと。
だから、実績のある無しで弱気にならなくていいし「自分は大変で重要な役割を担ってきた」と自信を持っていいんですよ。
社歴が多少でもあるなら、後は料理の仕方を考えるだけ。
というわけで。
今回は私が特に転職活動で気にしてきた「ストーリーテリング」の技術をお話ししてみました。
もし、使えそうだなと感じていただけるなら使ってくださいませ。
使うかどうかも読んでいただいたあなたの自由ですが、個人的にはオススメしますよー。