田舎移住に失敗しまして。~田舎に来たけど都会に帰ります~

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【後悔対策】経験やキャリアを無駄にしない「使い道」について考えてみた。

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こんなツイートを致しまして。



就職、転職では特に言える事なのだけれど。

自分の積み上げて来た「専門分野」とは別の分野に飛び込んでいくタイミングってあるよね。

 


転勤、転属にも言えるけれども。

 


そんな培った「専門性」から違う道を歩む時に考えたらいいんじゃないかな、という事があったので記事にします。

 

 

 

無駄にするかどうかは自分次第。

最初に結論を述べてしまうと

 


経験や専門性は「使い方」でどうとでもなる、というのが私の意見。

 


使い方次第で生きもするし、無駄にもなる。

 


ただ、一つの道を深く学んだなら「転用」の効く使い道もあるはずだと思うのですよ。

 

 

 

私の場合

私は元々は法律畑の人間です。

 


ですが前職も現職も全く違う業界にいます。

工業関係なので全くの別分野です。

 


それでも「法律をやっていた経験」は役に立っている、と言い切れます。

 

 

何故なら「法律」そのものは使わなくとも「法律的な思考」は大いに役に立っている、と感じるから。

 

 

 

法律の条文って基本的には「制度趣旨」を考えながら適用していくんですよね。

 

だから条文をそのまま当てはめられる「原則」的な使い方と、条文には合致するけれど「趣旨に合わない」ので例外的に対応する場面があります。

 

更に「条文に合致しないけれど趣旨から考えると適用すべき」様な場面では「類推適用」で処理したり。

 

条文という道具があって。

用途と目的で使い分ける、と考えれば分野が変わろうとも同じ考え方が使えるんですよ。

 

 

現に仕事では「製品の想定する使い方ではないけれど、仕様から見たら確かに問題なく使える使い方」というエリアで商談化してきました。

 

 

細分化すれば「使えるピース」はどこかにある。

 


最近話題の「転職の思考法」という本にこんな考え方が出てきます。

 

 

 

人材の市場価値は「技術的資産✖️人的資産✖️業界の生産性」で決まる。

 

 

 

噛み砕いて言えば

 


個人の能力や経験

✖️

会社が変わっても使える人脈

✖️

儲かる業界にいるか

 


という要素で市場価値が決まる、という話です。

 

 

 

「技術的資産」を大きな枠のまま捉えると他の場所への転用が難しく思えます。

 

 

 

例えば「有機系の研究」の専門性をそのまま使うのであれば研究とか開発の仕事しかありません。

 

 

 

ですが、培った知識は営業職でも使える。

研究で培った考え方は別の業務でも活きる。

マーケティングにも使える。

 


と自分の専門性が「どんな要素で構成されているのか」と細分化すれば、転用が出来る要素ってたくさん出てくると思うんです。

 

 

 

業界の生産性、要は「稼げる仕事」というのも世の中の流れで変わったりします。

 


変化はどんどん早くなっています。

 

 

 

そんな変化の時代だからこそ。

望む、望まざるによらずどんどん自分のポジションを変えていく必要も出てくるかもしれません。

 

 

 

本気で取り組んだもの程、執着しがちですが。

 


本気で取り組んだこらこそ、分野によらず「バックグラウンド」として自分を助けてくれるものって結構あります。

 


社会ではそんな場面を山程見かけます。

 


最後に。

最後に改めて言いますが。

「自分の積み重ねたものを活かすも殺すも本人次第」です。

 


特に理想の道に進めなかったと嘆く人には伝えたい。

 


専門分野から一歩外に出たら周りはみんな素人です。

 


あなたの専門分野に潜む「武器」は周りの人が持たないものかもしれません。

 

 

 

別に気落ちしなくても良いので、頑張って積み重ねたことに自信を持って。

 


積み重ねたものの活かし方を考えてみませんか?

 

 

 

という、提案でした。