【メモの魔力】コミュニケーションでメモを使う事の利点。
みなさんはメモをとりますか?
私は月に3本以上ボールペンを使い切る程度にはメモ魔です。
今回は「コミュニケーション」でメモを使う事の利点についてまとめていくよー。
メリットは大きく二つ
コミュニケーションでメモを使うメリットは大きく二つ。
一つは「思考の共有化」
今の話題が何なのかをメモにして表す事で具体的に共有化出来る。
更に「何が問題」で「どの様に対処していくべきか」と言った流れを共有出来るので、思考過程から共有して話を進める事が出来ます。
実際にやってみると気づきますが、お互いに「私はこう思っていた」という内容がすれ違っている事もよくある話。
後から「言った言わない」で揉めないためにも、メモで思考を共有する事は有用だと思います。
そして二つ目が「傾聴のサポートになる」事。
自分と相手の間でメモを活用しながらコミュニケーションを進めると相手からは「かなり親身になって聞いている」との印象を持たれやすくなります。
更にコミュニケーションの向きが「自分対相手」という向き合い方ではなく「自分&相手対メモ」の構図になるので、同じ方向を向いてのコミュニケーションになりやすくなります。
対面のコミュニケーションよりも同じ方向を向いたコミュニケーションの方がより深い話がし易くなるのもメモを使ったコミュニケーションの利点だと思います。
コミュ障なら特にメモを使うべき。
私もそこそこコミュ障ですが。
だからこそコミュ障程メモを活用してコミュニケーションをとるべき、とも思います。
何故なら「相手と向き合う負担が減る」から。
メモを前にしてコミュニケーションを取ると「相手と自分が向き合う」のではなく「相手と自分でメモに向き合う」という構図になります。
視線も注意も自分ではなく、メモに向かいます。
面と向かって相手と話をしなくて済むのでコミュニケーションの負担が軽くなります。
更に「意思疎通」の助けになる事もコミュニケーションの負担を下げてくれます。
大人しい人は特に相手の意見に押されがちになります。
しかし、メモに事実や流れを書きながら話をする事で「相手の感情」や「意見」よりも「具体的な事実」に沿ってコミュニケーションがし易くなります。
口頭だと同じレベルにある「感情」と「事実」を明確化して分離できる。
メモには具体化と合理化の力があるからこそ「流されずに伝えるべき内容」を詰めていくには役に立つんですよね。
営業的に使うなら。
もしも、営業の仕事をしている人であれば更に「メモを使ったコミュニケーション」は価値があります。
何故なら、さりげなく相手の隣に座れるから。
心理学的な話になりますが、人間は対面で向き合われると警戒心を持ち易くなります。
進化の過程で「向き合う」場面は捕食者対被捕食者の様な「警戒すべき場面」だったから、というのが理由の一つとの事ですが。
とりあえず友好的にコミュニケーションを取るときはなるべく相手と同じ方向をむいて。
かつ、相手のパーソナルスペースに自然に入り込めるとメリットがあります。
メモをお互いに、同じ方向から見れる距離がまさしく「相手と向き合わない、相手のパーソナルスペース内」というベストポジション。
メモを使うと「 対面だと見辛いので」とか言いながらさり気なくベストポジションに陣取る事が出来ます。
あとはメモを取る事自体が「相手との共同作業」になる事もコミュニケーションにプラスに働きます。
仲間意識を使いながら打ち解けやすくなるので、より深い内容まで話をするハードルが下がります。
さあ、メモをとろう。
今回は「コミュニケーション」にスポットをあててメモについてまとめてみました。
「メモの魔力」を読むと色々なメモの活用方が書いていますけれど。
具体化、抽象化、転用を含めた「メモのメリット」はたくさんあるんですよ。
「マインドマップ」なんかもメモを使って思考を深める方法の一つです。
もし、コミュニケーションで悩む事があれば。
どうでしょう?
一度、メモを使ってみませんか?
と、お誘いだけして今回は終わりにします。