【生き方】老後2000万円問題と働き方改革の必要性について。
老後2000万円問題というのが少し前に取り立たされましたけれど。
千葉銀さんの記事をリンクで貼らせて頂きますね。
本当に足りない?老後2000万円問題の真相と今からできる資産形成
ざっくり言えば老後の生活費で2000万円が「不足する」という問題。
一定条件を前提に「あるであろうお金」に加えて2000万円足りない、というお話。
定年後に毎月6万円程度不足するのだけれど死ぬまでに積み重なると2000万円程度になるって話だよね。
この話題について私が感じたことは「働き方を変えないといけないよね」という事です。
では、書いていきますよー。
「定年」したら価値を失う仕事ってどうなの?
現役世代の人って「自分のキャリア」を気にするよね。
どんなポジションについて。
どんな仕事をして。
どれだけの市場価値があって。
とかさ。
かたや世間を見れば引退世代でシルバー人材センターに登録して軽作業や単純作業をする人も沢山いる。
非難するつもりは毛頭ないのだけれど、ある意味では定年を機に何十年も重ねたキャリアがリセットされている層が結構な数いるともとれる。
何十年も苦労して、努力して積み上げたキャリアを定年後に生かせない。
毎月6万円を稼ぐ事にも難義する。
これってすごく勿体ない事だと思うんです。
原因は何処にあるか?
定年で積み重ねたキャリアがリセットされる原因は「労働の資産化」が出来ていないからじゃないかと思うんです。
金持ち父さん貧乏父さん的な言い回しにはなりますが。
会社に勤め上げて「仕事」はしてきたけれど「ビジネス」をしてこなかったから。
経験を積み上げて「ポケットにお金が入る働き方をしなかった」から、定年でキャリアがリセットされてしまうのだと思うんです。
仮に積み上げてきた労働や経験をアウトプットしてお金に変える事を考えて働いていたら。
積み重ねたキャリアはお金をもたらす「資産」になってくれるはず。
高度経済成長期からの最大の利点は「会社が稼いでくれる」事だったのではないかと感じます。
会社の枠で努力して仕事をすれば儲けた会社が利益を給料という形で分配してくれる。
だから「働く」=「収入」に結びついたし、シンプルに会社で仕事を頑張れば良い仕組みが出来上がっていたんだと思います。
現役世代に必要な考え方。
「令和は副業の年代」とも言いますが。
別に会社で働いても良いのだけれど「会社」という枠を失っても自分のキャリアが価値を失わない様な生き方を意識する必要があるんじゃないかな、と私は思います。
ある意味で「働き方改革」だよね。
自分の働き方を変えていかないといけない。
老後に保証のある世代でもないので会社の「仕事」を失っても自分に買い手がつく生き方が必要なんだと思います。
長く勤めるにしても早期退職やストレス退職もあり得る時代だから「今の会社以外に生活を保つための収入源を持てる」働き方が必要なんだと。
改めてお聞きします。
皆さんの働き方はいかがでしょう?
今の会社の存在が前提になってはいませんか?
キャリア形成にならない業務処理に時間を浪費していませんか?
私は今までたくさん浪費してきました。
ただ、幸いな事に転職市場で評価してもらえるような「実績」も得る事が出来ました。
会社に勤める以上は100%自分のキャリアのために生きる事は難しいはずです。
ただ、後に「自分の資産になってくれる労働」の比率を増やす事は出来るはずです。
自分の転職を機に「キャリア」について考えてみましたが、誰かの考え方の足しにでもなればいいなー、と思います。