【生活の最適化】やりたいことリストの作り方と使い方。
自己啓発本でよく見かける「やりたいことリスト」をやった事はありますか?
私も昔やった事があったんだけど結局、何の意味もなかったんだ。
「とりあえず書き出して終わり」という感じ。
「人生を変える」どころか「日常生活」にさえ変化を作ることが出来なかった。
今回はそんな私でも活用出来ている「やりたいことリスト」の作り方と使い方についてまとめていこうと思う。
リストを作る「目的」は何?
ぱっとWEBで調べてみて出てくるのは「夢を叶えるため」とか「やりたいことを具体化するため」とか、そんな感じの理由です。
それはそれで良いのだけれど、まだ具体性が足りない。
言葉を変えると「自分の生活に結びついていない」んだよね。
だから作った後に放置する。
いつまでも現実と結びつかない「夢」や「理想」のままになる。
実際は「やりたいことリストを作って実現することによって自分の生活をどうしたいのか」または「自分の生活がどう変わるのか」という目的意識を持つことが大切だと思うんだ。
「自分の人生の時間を何のために使うかを決める」くらいのイメージでリストの作成に臨む。
何にせよ、作りっぱなしは良くない。
「振り返りながら活用する事」を前提にリストを作る。
リストは「やりたいこと」で作らない。
記事のタイトルから「やりたいことリスト」って言ってるんだけど、厳密には違うんだ。
「やりたいこと」
ではなく
「やること」と「やり残していること」でリストを作る。
例えば「出来ていない部屋の片付け」とか「苦手なコミュニケーションを改善する」とか。
リストを作る段階で「やった方がいいと思い続けているけど出来ていないこと」も「やること」に含めて書いてしまう。
「やりたいこと」ではなく「いずれやること、やろうと思っていること」として言語化することで現実と結びついて捉えることが出来るようになる。
「夢」ではなく「現実から未来への道しるべ」として使えるリストになってくる。
たったの100個で足りなくない?
リストの個数も100個に限定はしない。
出るだけ出せばいい。
自分の望む未来に対しての道しるべとして使うリストなんだから「やること」を制限する意味はない。
出なくなるまで出せばいい。
目安としては3時間から4時間くらい使って「もう何も出ない」と言えるまでひねり出す。
全て出し切るつもりで。
リスト化して良いも悪いも考えない。
とにかくひたすらに書き出す。
3時間から4時間の自分が決めた時間が経つまでは途中で終わらせない。
参考までに私が作った時は300個以上のリストが出来ました。
やり方。
前置が長くなりましたがやり方についてまとめるよ!
リスト作りの目的
「自分の人生の時間を何のために使うか」という指針づくり。
リストアップするもの
やること
やらないといけないけどやり残していること
やった方がいいのはわかっているけど出来ていないこと
できる様になれば人生が好転すると思うこと
やり方の手順
- 3-4時間掛けてひたすらに書き出す。
- 書き出したものを精査する
- 精査後に残った内容を重要度で評価する(1-5点)
- 精査後に残った内容を項目立てて整理する
- 重要度の高いものから取り掛かる
やり方を見てピンと来る人もいるかと思う。
タスク管理の「GTD」の考え方を使ってるんです。
「やりたい事」を「処理するタスク」に見立てて活動につなげる感じ。
だから書き出した内容を精査するときに「ゴミを捨てる」とかすぐにできるものはすぐやって重要度の低いものは消してしまえばいい。
そして残った項目をリストにまとめたら出来上がり。
終わりに。
以上の手順で作った「やりたいことリスト」は進捗を実感するためにも役に立つ。
何故なら作成当時の自分を映し出すリストになるから。
どんな事を悩んで。
どんな事を望んで。
どんな事から逃れたくて。
どんな生活がしたかったのか。
とかね。
後から見返すと「自分が望んだ方向に変われているか」が結構わかる。
私の場合、10ヶ月前に作ったリストでは「悩みの受け入れ方」や「習慣の作り方」の項目の数が多かった。
更に重要度も高く評価していた。
「メンタル耐性」と「生活を変える術」を求めていたのだと思う。
今となってはどちらも人に語れる程度の技術を持っているので、前に進んでいる実感を持てている。
改めてのおすすめにはなるんだけど、せっかくリストを作るなら「とりあえず作る」のではなく「徹底的に自分や人生と向き合う」つもりで作るのがいいと思うんだ。
人生に一回なのか年一やるのかはお任せするけど。
長い人生の中で「たったの数時間」くらいは本気で自分と向き合ってみても良いかと思うんだよね。