転職して気づく会社のために働くバカらしさ。思考停止は搾取されるという話。
大手企業の激務に耐えかねて田舎に移住をしました。
都会の大手から田舎の中小への転職でした。
さて、社会人の皆さま。
あなたは何のために働くのでしょうか?
家庭のため?
お金のため?
それたも自己実現とやらのため?
「生活のために必要だから働く」という人も多いと思う。
今回の記事ではこの「生活のために必要だから働く」という状態に特に疑問を投げかけていきたい。
「生きるためだけなら、そんなに必死で働く必要があるの?」、と。
○「生活のために働いて人生を棒に振る」という矛盾。
生きるためにはお金がいるよね。
だから「お金を得るために働くんだ!」という人は多いかとおもう。
でも身体を壊してお金さえ失う事もあり得る話。
「家族のために働くんだ」という人もいる。
なのにサービス残業はなかなか無くならなくて家族で過ごせたはずの時間まで会社に捧げちゃってる人は結構多い。
「仕事はやりがいだ!」と言う人もやりがいのある仕事だけじゃなくて多くの雑務に追われている事もよくある話。
サラリーマンの場合は特に。
やりがいを求めてるのに単純作業に時間を奪われてる。
もっと「やりがい」とやらを感じられる事に充てられたかもしれない時間を使ってやりたくもない単純作業をしていることはいくらでもある。
結局「自分のために働く」と言いつつも自分に対して価値が返ってこない内容の仕事をしている人ってかなりいるんですよ。
言い換えたら「会社のため」に自分の貴重な人生の時間を会社に捧げてしまっている状態です。
「生活のため」に自分の時間を切り売りして人生を「つまらない仕事で棒に振る」ということが十分にありえるんだよね。
○転職してみて感じたやるせなさ。
自分の経験としては転職する時に「自分のために働くべきだったな」と強く感じたんだ。
何故なら「会社のために使った時間」にやるせなさを感じたから。
退職の時にあれこれあって要約すると「穏便に転職したいならボーナスと有給はなしね」という扱いを受けまして。
当時、激務でメンタルもボロボロだったので争う気も起きずに辞めました。
「一日でも早く解放されたい」と思っちゃったから。
でも、権利の行使を牽制されるのも否定されるのもおかしな話なんだよね。
そんな対応を身も心もボロボロにしてサービス残業もいくらでもやった会社からされたんだよ。
「あれだけ必死になって仕事をしても会社にとってはこんなこんなもんか」と思うとやるせなくもなるよね。
だから「会社の利益のため」に自分が割りを食う働き方はおススメをしない。
絶対に後悔するから。
そして後になって何も残らないから。
○「思考停止」は危険のサイン。
実際に仕事でボロボロになって働き方を後悔した身から言えば「思考停止」はとても危険な状態。
仕事だから仕方ない。
生活のためだから仕方ない。
これは自分の仕事だから。
とかね。
現状に対しての疑問を感じなくなったら本当に危ないです。
「仕方ない」を繰り返すうちに人生を棒に振りかねない。
今、仕方ないと感じている仕事。
本当に自分の仕事ですか?
限りある人生の時間を使うべき内容ですか?
家族や大切な人の時間よりも優先すべき事ですか?
未来の可能性を育てる時間よりも大切な事ですか?
改めて考えてみたらいいと思うんだ。
得られる対価から考えても「自分の人生を注ぎ込むべき内容なのか」
サービス残業したとする。
お金も得られない。
経験も得られない。
自分のために活用できる人脈も出来ない。
そんな仕事に人生を費やす意味はあるだろうか。
貴重な人生の時間を搾取されない為にもたまには自分の働き方を振り返ってみるべきだと思います。