田舎移住体験記Part.2「地方移住での仕事探しってどうするの?」
~前回のあらすじ~
都会の会社で激務を続けた結果、メンタルをやらかして田舎へ逃げる事を決めた。
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順を追って田舎暮らしについて書いていこうと思いましたが少し長くなりすぎるので要素ごとに切り分けていくことにしました。
今回は「田舎での仕事選び」についてです。
では始まるよ!
〇地方移住の仕事事情
「地方には仕事がない」という話はよく聞く話。
私も地方移住を検討してWEBで調べた時はそんな話をよく目にした。
転職エージェントを使っていたけれど、エージェントさんからも聞いた。
じゃあ、実際に田舎に来てみてどうだったかと言えば「意外と仕事はありそう」という感想。
もちろん仕事の内容や地域にもよると思うけれども。
先に言っておくとフリーランスの人はよくわからないので、あくまでサラリーマンのお話。
〇都会にしかない職種ってあるよ。
例えば編集とかコンサルみたいなのは都会が主戦場だと思う。
田舎で探してもそもそも職がない。
一方で地方には工業団地や工場が結構ある。
となれば工場を相手にするような仕事は意外と多い。
例えばメーカーや専門商社。
手に職系なら向上に出入りする電気屋さんとかね。
もちろん工場自体で働いてもいいんだけれど都会から移住してくる人で「フリーランスではない(エンジニアではない)」と考えるとホワイトワーカーが多いと思う。
働き方も価値観も違うのでいきなり工場勤務は少しリスクが高いと思う。
適応的な意味で。
介護も多いけれどやはり待遇はよろしくない。
ハローワークで額面13万円とかざらにある。
〇個人的な狙い目
そんな中で私が個人的に狙ったのは以下の条件に当てはまる会社。
・メーカーまたは専門商社
・県外企業(出来れば首都圏に本社がある)
・営業所勤務
このへんかな?
地元企業でも良い条件のところは確かにある。
でも地元枠を探すのが意外と大変。
結局、都市部への転勤も想定されてしまう。
更に給料水準も地方に合わせて低めの傾向。
一方で県外企業、特に都市部に本社があると給料水準は本社に準ずるケースが多い。
更に地元採用=本社からは異動枠なので不人気で人手不足だったりする。
採用条件も大卒自体が少ないから高卒以上になっていたりもする。
都会の会社でそれなりに勤めてきてPR出来る事があるなら結構あっさり採用が決まるかも。
地方の転職は「競争」というよりも「マッチング」の色が強い。
互いの思惑があればあっさりと決まります。
〇転職の進め方「エージェントは使った方がいい」
あえてエージェントを使う理由は「求人を探す労力の削減」と「日程の調整」のため。
遠く離れた地方の企業の情報をつぶさにチェックしていくのはなかなかのムリゲーです。
大手の地方営業所の地元枠とか探すの手間過ぎるんだよね。
だから転職エージェントに登録して軽く面談だけしておく。
そうすると希望に近いところは勝手に相談してくれる様になるので探す手間はかなり省けます。
あと日程調整も個人でやると結構ツライ。
土日休みの会社は面接が平日の日中のみ。
地方で面接を受けると有休を取って平日に行かないといけない。
でも連続で有休を毎週の様に取るのもの難しい。
だから金曜日にまとめて面接を組んで土日も使って移動する様な感じになる。
私の場合は
木曜:夜行バス搭乗
金曜:面接地に到着⇒駅のトイレで身支度、面接数社
金曜:新幹線or夜行バス搭乗
土曜:帰宅
みたいなやり方をしていました。
23時とかまで仕事して24時以降の夜行バスで移動。
翌日面接とかかなりきつかった……。
そんな無茶なスケジュールをこなしながら面接の進捗を見ながら各社の日程を調整する。
それも仕事もしながら。
というのはあまりに厳しくて無理があるので大人しくエージェントを使いましょう。
〇エージェントを使う時の注意点
「あたりはずれ」がある事を認識してエージェントを信じすぎない事。
彼らの仕事って転職者を紹介して「企業からお金を貰う事」なんだよね。
だから転職者にとっては「はずれ」ともいえるエージェントもいる。
転職者が働いていけるか?
諸条件に合致する企業か?
このあたりを精査せず企業を紹介してくるような担当者もいるんだよね。
私の時は4人中2人がこのタイプだった。
だからあくまでも「自分が目的をもってエージェントを使っている」という認識の方が良いと思う。
信用し過ぎない様にする。
あくまでも「決めるのは自分。責任を負うのも自分。働くのも自分」という心構えで転職しよう。
と、いうのが実際にエージェントを使ってみての意見です。
〇おわり
というのが今回のまとめでした。
転職は1回しかしていないけど転職活動・面接は都会にいる時もしてます。
田舎暮らしとは切り離して転職やキャリアの話は「それはそれ」として切り分けて書くのもいいかもしれませんね。
ではではー。