田舎移住に失敗しまして。~田舎に来たけど都会に帰ります~

田舎移住に失敗した人の雑記ブログです。Twitterはプロフから!

【考え方】可能性を広げるために「具体化」と「限定」を区別しよう。

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こんなツイートを致しまして。



「目標達成のためには具体化が必要」とよく言われます。

 


ビジネス本でも。

WEBのノウハウ記事でも。

 


会社の教育でも言われましたし、何ならコンサルからも言われた事があります。

 


確かに「ものごとを実現する」ためには具体化は重要な工程です。

 


ただ具体化して考える時に気をつけたいことがあります。

 


「具体化」と「限定」はまるっきり別、という考え方です。

 


今回は「将来の可能性を広げる」ためにオススメする「具体化」と「限定」の区別についてまとめていくよー。

 

 

 

具体化と限定の違いって?

一言で言えば「複数の選択肢を考慮するか」の違いです。

 

 

 

例えば「年収1,000万円を稼ぎたい」と、目標を立てたとして。

 


具体化の考え方は

・稼げる業界に行く。

株式投資をする。

・副業ビジネスをする。

 


とか、目標達成のためにどの様な手段やプロセスがあるかを詰めていく考え方です。

 


結果として「稼げる業界に行く」という選択をしても他の選択肢も並行でやっていけばいいんです。

 


一方で限定の考え方は「年収1,000万円になるには稼げる業界に行くしかない」と選択肢を制限する考え方です。

 


限定の考え方を取ると「成功するには転職を成功させるしかない」という状況になるので、他の選択肢がなくなります。

 


結果として、目の前のチャンスに気がつけないし、一つに決めた選択肢で失敗が出来なくなります。

 

 

 

すると「失敗出来ない恐れ」から行動が出来なくなって現状が変えられない、という事態に陥ります。

 

 

 

何を当たり前の事を……。

とりあえず「具体化」と「限定」の違いについて述べましたが。

 

「何を当たり前の事を……」と感じた人もいるでしょう。

 

そうなんです。

当たり前の事なんです。

 


にも関わらず「選択肢を限定している」事に気がつけない場面って結構あるんですよ。

 

 

 

労働環境を変えるには転職しかない。

とか。

豊かに暮らすには地方移住だ!

とか。

 


自由になるならフリーランスしかない。

とか。

 

 

 

良い学歴で良い会社に入るしかお金持ちにはなれない。

 


とか。

 


確かに目標達成の一つの手段にはなるんでしょうけれど。

 


本当に道は一つでしょうか?

 


労働環境を変えたい目的はなんでしょう?

「今の職場がしんどいから、抜け出したい」だったとすれば。

 


しんどくならない受け止め方は出来ないでしょうか?

 

 

 

良い大学を出て、良い会社で出世しないとお金持ちにはなれませんか?

 


そんな事はないですよね。

 

 

 

一手段として取り組んでいくのは良い事です。

ですが、失敗した時や目論見を外した時の保険としてでも「他の選択肢」を残しておくべきだと私は思います。

 

 

 

しんどい時ほど視野は狭くなるので、たまに「自分の考えを制限していないかな?」と考えてみる事をオススメします。

 


私の場合

最後にサンプル例として私の反省を書いていきます。

 


ブログタイトルにもある様に「田舎移住に失敗した」人間です。

 


田舎には永住しません。

 


田舎に来た時、まさに私は限定的な考えに陥っていました。

 


思考プロセスはこんな感じ。

 


都会で激務がしんどい。

都会の仕事は競争が激しいから激務になる。

田舎にはのんびりした暮らしがあるはず。

激務から逃れるためには地方移住しかない!

 


結論を述べれば「田舎でも激務はある」のです。

 

 

 

同業で都会から田舎に来て感じましたが、「仕事が辛い」「忙しい」というのは仕事の内容や業界によるところが非常に大きいです。

 


田舎に来ようが忙しい仕事は忙しいし、人間関係が悪い職場だってあります。

 


逆に都会でも働きやすい職場もあります。

 


私の反省は「田舎移住以外の選択肢を捨てた事」です。

 

 

 

だからこそ、悩んだ時やしんどい時ほど。

「選択肢を狭めずに考えて欲しい」とおもうのです。

 

 

 

とまあ、自分の体験も踏まえて記事にしてみましたが大抵の場合は「何とかなる」ので気楽に「他の道もある」と思う事をオススメしますよー。

【地方移住】都会から田舎に移住する時に覚悟すべき車社会のあれこれ。

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都会から地方に引っ越す時に高確率で出てくるのが「車を持つかどうか」問題。

 


都会から地方に来て車も購入した立場から「車社会で覚悟すべき諸問題」についてまとめるよー。

 


地方である程、車は必要になる。

まずは前提条件として「地方暮らしで車は必要か?」という点についてまとめていきます。

 

 

 

結論「地方であればある程、車は必要」です。

何故なら商業施設の配置が車社会を前提としているから。

 

 

 

例えばAEONやショッピングモール。

スーパーやホームセンターみたいな暮らしのお店にも言える事ですが。

 


地方では「駅前ではない場所が発展している」という事がよくあります。

 


駅前に店舗を置くよりも車で行きやすい場所に展開した方が集客が見込めるんですよね。

 


そして店舗に行くためのバス等も少なかったりします。

 


結局、それなりに暮らしていくためには車が必要、と考えた方が良いでしょう。

 

 

 

更には「一人一台」が当たり前。

地方に行けば行く程、公共交通機関が貧弱になります。

 


車で20分の場所に公共交通機関では2時間くらいかかる、という事さえあります。

 


だから田舎では「一人一台」車を持つのは割と当たり前。

 


都会から夫婦で引っ越してきたとすると。

働きに出る夫が仕事をしている間は奥様が全く身動きを取れなくなる、なんて事も容易にあり得ます。

 


田舎で「一人一台」車を持つ事が成り立っているのは「みんな18歳で車を持つ」事が当たり前になっているから、というのもあると思います。

 


要は「車を購入する」という出費のかさむタイミングが分散しているんですよ。

 

 

 

結婚した時には互いに車を持っていて、仕事もしている状態だから収支がなんとかなるのです。

 


都会から夫婦で田舎に移住するとすれば。

引っ越し、車の購入と費用の掛かるタイミングが集中します。

 


更には共働きでも「夫婦どちらも新たな仕事に就く」となるので、出費と合わせて生活基盤を直撃します。

 

 

 

一台あたりどれくらい掛かる?

乗る車にもよりますが。

 


年間15万〜40万円程度の維持費が掛かります。

参考にガリバーのページを貼っておきます。

 

クルマにかかる維持費と節約のポイント|中古車のガリバー【公式】

 

夫婦が各1台ずつ持てば2台分掛かります。

新たに車や冬タイヤも揃えるなら相当な金額が掛かります。

 


もちろんどんな車を買うかにもよりますが夫婦で一台ずつ持つなら車の購入金額と初期費用だけでも200万円くらいは覚悟が必要かと思います。

 

 

 

車を持たない生活をすれば良くない?

移住をするためにこれだけ車の費用が掛かると「車を持たないのもありじゃない?」と思う方もいるかもしれません。

 


地方移住した身としては「最低でも一台は要る」と思ってます。

 

 

 

何故なら生活が制限され過ぎるから。

先に述べたように田舎の公共交通機関は貧弱です。

 


1時間に数本、便があれば良い方です。

そしてルートも限られます。

 


都会からわざわざ地方に移住する理由はなんでしょう?

 


大半が「生活環境を良くしたい」という理由だと思います。

 


何もない土地で生活エリアを狭めて生きていく事は「生活環境が良くなった」と言えるでしょうか?

 


悪化でしかない、と言い切って良いと思います。

 

 

 

都会からわざわざ田舎に引っ越してくる「目的」を達成するには残念ながら車は必須です。

 

 

 

 

 

 

最後に。

今回は田舎暮らしに対して後ろ向きな内容でのまとめとなりましたが。

 


ただ、事実としてお金が掛かるものは掛かるんですよ。

 


だから楽観視し過ぎて後悔するよりもきちんと想定する事は大切な事だと思います。

 


きちんと考えてよりよい田舎ライフを送りましょう!

【後悔対策】経験やキャリアを無駄にしない「使い道」について考えてみた。

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こんなツイートを致しまして。



就職、転職では特に言える事なのだけれど。

自分の積み上げて来た「専門分野」とは別の分野に飛び込んでいくタイミングってあるよね。

 


転勤、転属にも言えるけれども。

 


そんな培った「専門性」から違う道を歩む時に考えたらいいんじゃないかな、という事があったので記事にします。

 

 

 

無駄にするかどうかは自分次第。

最初に結論を述べてしまうと

 


経験や専門性は「使い方」でどうとでもなる、というのが私の意見。

 


使い方次第で生きもするし、無駄にもなる。

 


ただ、一つの道を深く学んだなら「転用」の効く使い道もあるはずだと思うのですよ。

 

 

 

私の場合

私は元々は法律畑の人間です。

 


ですが前職も現職も全く違う業界にいます。

工業関係なので全くの別分野です。

 


それでも「法律をやっていた経験」は役に立っている、と言い切れます。

 

 

何故なら「法律」そのものは使わなくとも「法律的な思考」は大いに役に立っている、と感じるから。

 

 

 

法律の条文って基本的には「制度趣旨」を考えながら適用していくんですよね。

 

だから条文をそのまま当てはめられる「原則」的な使い方と、条文には合致するけれど「趣旨に合わない」ので例外的に対応する場面があります。

 

更に「条文に合致しないけれど趣旨から考えると適用すべき」様な場面では「類推適用」で処理したり。

 

条文という道具があって。

用途と目的で使い分ける、と考えれば分野が変わろうとも同じ考え方が使えるんですよ。

 

 

現に仕事では「製品の想定する使い方ではないけれど、仕様から見たら確かに問題なく使える使い方」というエリアで商談化してきました。

 

 

細分化すれば「使えるピース」はどこかにある。

 


最近話題の「転職の思考法」という本にこんな考え方が出てきます。

 

 

 

人材の市場価値は「技術的資産✖️人的資産✖️業界の生産性」で決まる。

 

 

 

噛み砕いて言えば

 


個人の能力や経験

✖️

会社が変わっても使える人脈

✖️

儲かる業界にいるか

 


という要素で市場価値が決まる、という話です。

 

 

 

「技術的資産」を大きな枠のまま捉えると他の場所への転用が難しく思えます。

 

 

 

例えば「有機系の研究」の専門性をそのまま使うのであれば研究とか開発の仕事しかありません。

 

 

 

ですが、培った知識は営業職でも使える。

研究で培った考え方は別の業務でも活きる。

マーケティングにも使える。

 


と自分の専門性が「どんな要素で構成されているのか」と細分化すれば、転用が出来る要素ってたくさん出てくると思うんです。

 

 

 

業界の生産性、要は「稼げる仕事」というのも世の中の流れで変わったりします。

 


変化はどんどん早くなっています。

 

 

 

そんな変化の時代だからこそ。

望む、望まざるによらずどんどん自分のポジションを変えていく必要も出てくるかもしれません。

 

 

 

本気で取り組んだもの程、執着しがちですが。

 


本気で取り組んだこらこそ、分野によらず「バックグラウンド」として自分を助けてくれるものって結構あります。

 


社会ではそんな場面を山程見かけます。

 


最後に。

最後に改めて言いますが。

「自分の積み重ねたものを活かすも殺すも本人次第」です。

 


特に理想の道に進めなかったと嘆く人には伝えたい。

 


専門分野から一歩外に出たら周りはみんな素人です。

 


あなたの専門分野に潜む「武器」は周りの人が持たないものかもしれません。

 

 

 

別に気落ちしなくても良いので、頑張って積み重ねたことに自信を持って。

 


積み重ねたものの活かし方を考えてみませんか?

 

 

 

という、提案でした。

【メモの魔力】コミュニケーションでメモを使う事の利点。

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みなさんはメモをとりますか?

私は月に3本以上ボールペンを使い切る程度にはメモ魔です。

 


今回は「コミュニケーション」でメモを使う事の利点についてまとめていくよー。

 

 

 

メリットは大きく二つ

コミュニケーションでメモを使うメリットは大きく二つ。

 


一つは「思考の共有化」

今の話題が何なのかをメモにして表す事で具体的に共有化出来る。

 

 

 

更に「何が問題」で「どの様に対処していくべきか」と言った流れを共有出来るので、思考過程から共有して話を進める事が出来ます。

 

 

 

実際にやってみると気づきますが、お互いに「私はこう思っていた」という内容がすれ違っている事もよくある話。

 


後から「言った言わない」で揉めないためにも、メモで思考を共有する事は有用だと思います。

 


そして二つ目が「傾聴のサポートになる」事。

 


自分と相手の間でメモを活用しながらコミュニケーションを進めると相手からは「かなり親身になって聞いている」との印象を持たれやすくなります。

 

 

 

更にコミュニケーションの向きが「自分対相手」という向き合い方ではなく「自分&相手対メモ」の構図になるので、同じ方向を向いてのコミュニケーションになりやすくなります。

 

 

 

対面のコミュニケーションよりも同じ方向を向いたコミュニケーションの方がより深い話がし易くなるのもメモを使ったコミュニケーションの利点だと思います。

 

 

 

コミュ障なら特にメモを使うべき。

私もそこそこコミュ障ですが。

 


だからこそコミュ障程メモを活用してコミュニケーションをとるべき、とも思います。

 


何故なら「相手と向き合う負担が減る」から。

 

 

 

メモを前にしてコミュニケーションを取ると「相手と自分が向き合う」のではなく「相手と自分でメモに向き合う」という構図になります。

 


視線も注意も自分ではなく、メモに向かいます。

 


面と向かって相手と話をしなくて済むのでコミュニケーションの負担が軽くなります。

 


更に「意思疎通」の助けになる事もコミュニケーションの負担を下げてくれます。

 

 

 

大人しい人は特に相手の意見に押されがちになります。

 

 

 

しかし、メモに事実や流れを書きながら話をする事で「相手の感情」や「意見」よりも「具体的な事実」に沿ってコミュニケーションがし易くなります。

 


口頭だと同じレベルにある「感情」と「事実」を明確化して分離できる。

 


メモには具体化と合理化の力があるからこそ「流されずに伝えるべき内容」を詰めていくには役に立つんですよね。

 

 

 

営業的に使うなら。

もしも、営業の仕事をしている人であれば更に「メモを使ったコミュニケーション」は価値があります。

 


何故なら、さりげなく相手の隣に座れるから。

 


心理学的な話になりますが、人間は対面で向き合われると警戒心を持ち易くなります。

 


進化の過程で「向き合う」場面は捕食者対被捕食者の様な「警戒すべき場面」だったから、というのが理由の一つとの事ですが。

 


とりあえず友好的にコミュニケーションを取るときはなるべく相手と同じ方向をむいて。

 


かつ、相手のパーソナルスペースに自然に入り込めるとメリットがあります。

 

 

 

メモをお互いに、同じ方向から見れる距離がまさしく「相手と向き合わない、相手のパーソナルスペース内」というベストポジション。

 


メモを使うと「 対面だと見辛いので」とか言いながらさり気なくベストポジションに陣取る事が出来ます。

 


あとはメモを取る事自体が「相手との共同作業」になる事もコミュニケーションにプラスに働きます。

 


仲間意識を使いながら打ち解けやすくなるので、より深い内容まで話をするハードルが下がります。

 

 

 

さあ、メモをとろう。

今回は「コミュニケーション」にスポットをあててメモについてまとめてみました。

 

 

 

「メモの魔力」を読むと色々なメモの活用方が書いていますけれど。

 


具体化、抽象化、転用を含めた「メモのメリット」はたくさんあるんですよ。

 


マインドマップ」なんかもメモを使って思考を深める方法の一つです。

 


もし、コミュニケーションで悩む事があれば。

 


どうでしょう?

一度、メモを使ってみませんか?

 


と、お誘いだけして今回は終わりにします。

【ブログ】「気づき」という価値を提供したいブログ論。

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いわゆる「ブログ論」の様な記事を見ると「読者への価値が〜」とか「メリットは〜」とか書いてある。

 

 

 

どうやら読者に価値を提供する事が良いブログの条件らしい。

 


では「読者にとっての価値」とは何だろうか?

 


わかりやすく情報をまとめて。

まとめた情報が具体的な何かの役に立って。

 

 

 

と、いう事?

 

 

 

なるほど、わからん。

 

 

 

抽象的過ぎるよね。

 


というわけで私のブログ内での「読者への価値」とは何だろう?というのを改めて考えてみたよー。

 

 

 

あくまでも、私のブログ内でのお話だけれども。

 

 

 

私のブログのウリ。

私のブログのウリ。

言い換えるならPRポイントは何かと言えば「私が弱い事」だと思ってます。

 


激務で潰れてるわ、田舎移住にも失敗してるわ。

 


考え様によっては散々な人生を歩んでいる訳です。

 


か弱いんですよ。

 


でも、一方でそんな「弱み」があるからこそのネタが書ける。

 


やらかしてるからこそ少し読者とは違う視点が持てるんじゃないかなーって思ってるんです。

 

提供出来る価値は「気づき」

私のブログは別に有用なノウハウを提供しているわけでもなければ、オススメのガジェットを紹介しているわけでもありません。

 


大半を占めるのは私の「価値観」に基づく考え方やものの見方と捉え方。

 


好きな様に思った事を書いているだけ。

 


そこに「価値」はきっとないのだとも思います。

 


書いている内容自体にはね。

 


ただ、読者の方にとっては「こんな考え方の人もいる」という一例は提供出来るんじゃないかとも思ってます。

 

 

 

言うなれば私の発信する情報自体には価値はないけれど、読んでもらった相手の受け取り方によって初めて価値が生まれるんじゃないかな、と。

 

 

 

 


「気づき」のためのきっかけくらいにはなるんじゃないかな、と思います。

 

 

 

別に私の考え方を参考にして欲しいとかは思わない。

 


LOVE ME DOと「こんな私を愛してくれ」なんて事も言いません。

 

 

 

いや、好いてもらえるのに越した事はないけれど。

 


私は思考を垂れ流す。

あとは受け取ってくれる人にお任せします。

 


という奥ゆかしいスタンスでいいんじゃないかなー、と思ってます。

 

 

 

 


趣味のブログに求めるもの。

ブログを書くようになって私もいろんな人のブログを読む様になりました。

 

 

 

そしてノウハウなどでは無く、稼ぎっ気もないブログも読みます。

 

 

 

私が趣味でブログを書いている人に求めているのは「波長の合う心地良さ」なんだと思います。

 


だから、私のブログも「趣味のブログ」を読む人にとって「波長の合う心地良さ」を感じる場にしたいと思うし、読み進める中で「気づきのきっかけ」があれば万万歳かなー、と思うのです。

 

 

 

とまあ、中身があるようでないような記事ではございましたが、今後ともよろしくお願いします。

【実践編】「転職の思考法」を読んで転職活動に臨んだ話。

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ビジネス本で話題の著。

「転職の思考法」

 

 

 

端的に述べると「会社に人生を振り回されないために自分の市場価値を上げていつでも転職出来る様になる」ための思考法がまとめられている本です。

 


転職は自分の市場価値に直結する。

だからこそ転職で着実に「自分の市場価値」を上げて自由を獲得するための思考法が必要である、というのが本旨の著です。

 

 

 

今回は「転職の思考法」を読んだうえで転職活動に臨んでみての感想をまとめていくよ。

 

 

 

「転職の思考法」のまとめ。

詳しくは本著を読んで欲しいのだけれど、大事なところだけまとめるよ。

 


まず、市場価値とは何か?

 


本の中では

  • 技術的資産
  • 人的資産
  • 業界の生産性

 


の3つで構成されると述べています。

 


要は

「本人に依存するスキルや経験」

✖️

「会社の枠を越えて自分の助けになる人脈」

✖️

「業界の伸び、将来性」

 


で自分の市場価値は決まるよ、という話。

 


例えばどんなに能力の高いスーパーマンでも売上や利益が期待できない衰退業界で働けば給料は上がらない。

 


一方でスキルがなくても今後伸びる業界に身を置けば登りのエスカレーターに乗った様に勝手に自分の市場価値も上がっていく。

 


とも言えるんですよね。

 

 

 

将来に向かって伸びていく市場での経験は今後の転職市場で評価されやすい、という要因もある。

 

 

 

だから「仕事選び」や「会社選びというよりも。

 


むしろ「ポジションの取り方」が大切だ、という話が本の中には出てきます。

 

 

 

実際の転職活動での天秤。

今回、私が受けていたのは2社。

 


片方は横ばい〜やや縮小傾向が見込まれる市場にある大手企業。

 


転職なのに引っ越し費用も負担してくれて社宅まである程の福利厚生の厚さ。

 


働き易さと安定感がある反面、自分の今後の市場価値は上げづらい可能性がある会社。

 


もう一社がベンチャーで安定感はないけれど、毎年凄まじまいスピードで規模を拡大しているIT企業。

 


「転職の思考法」に沿って考えるのであれば、後者に行くべきなのだと思います。

 

 

 

「転職の思考法」の弱点。

弱点という言い方は行き過ぎかもしれないけれど。

 


「現実の生活」を鑑みた時に「リスクを取って選択する難しさ」と言うのは予想以上に大きいし、本著を読む限りはケアしきれない問題かな、と感じました。

 


特に私の様に家族がいて慎重になってしまうような人にとっては。

 


誰しもが「おそらくの理想」を選択できる強さを持っているわけではない、とも感じました。

 


だからこそ「転職の思考法」に沿えば一択であろう選択肢に大いに悩む事となりました。

 


まあ「転職の思考法」が身についていない、と言えばそれまでですが。

 

 

 

必要なのは「転職の思考法」✖️「将来への不安対策」

実際に「転職の思考法」はとても有用なものだと感じています。

 


一方で「転職の思考法」を機能させるためにはもう一つのピースが必要とも考えます。

 


転職の思考法を機能させるために必要なピース。

 

 

 

それは「将来への不安対策」だと私は考えます。

 


転職の思考法を読んで感じた事は「自分の市場価値を上げて自由を掴むためにはそれなりのリスクと覚悟が必要」という事です。

 

 

 

長い目で見たら退職金の様な大きなお金も絡む。

 


目先の生活不安を払拭する必要もある。

 

 

 

転職は「ゴール」ではなく「今後続く人生のスタート」であるからこそ、未来に対する不安対策は必須だと感じました。

 


例えば

  • 十分な貯金を作る。
  • 共働きや副業で収入源を複数確保する。
  • 絶対になんとか出来る、という自信。

 


将来への不安は思考バイアスとなり、選択に影響する。

 


だから、転職の思考法を曲げずに実行するためには「不安の対策」も必須だと転職活動を通じて思いました。

 

 

 

今、出来る事はなんだろう。

もし、この記事を読んでいる方の中で。

 


今まさに。

または、今後の。

転職を考えている方がいるのであれば、伝えたい事はただ一つ。

 


「今、出来る事」を考えよう、という事です。

 

 

 

特に不安的傾向の強い方やどうしても「安定」を考慮しないといけない方には「合理的な選択」を妨げないための対策をオススメします。

 


例えは先に述べた不安対策です。

 


転職は市場価値に直結する選択です。

だからこそ、転職に関する思考法を身につけるべきだし、更に踏み込めば「転職の思考法」を実行できる環境作りも大切になります。

 

 

 

私はたくさん悩みました。

結論はまだ出ません。

 

 

 

そんな「悩める立場」だからこそ言いたい事は「環境整備や自分作りもより良い転職の一環。ならば、今の環境で出来る準備も多いはず、という事です。

 

 

 

皆さんのより良い転職。

ひいてはその先の人生の幸せを願いながら、改めて一つ問いを投げます。

 

 

 

自分の人生を後悔なく選択していくために。

「今、出来る事はなんでしょうか?」

 

 

 

 

【副業】子育て世代こそプライベートでビジネスをするべきだという話。

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ブログを始めて「プライベートでもビジネスは出来る」という感覚が芽生えてきました。

 


まあ、まだビジネスには出来ていませんが。

 


少なくともいろんな稼ぎ方をしている人を知る事は出来たのだけれどね。

 

 

 

今回は「子供のために親がビジネスをする意味」について考えていくよー。

 

 

 

親が子供のために出来る事

親が子供のために出来る事というのは大きく分けて二つある。

 


一つが「マインドセットの醸成」

有名どころは成長型マインドセットという「いずれ自分は出来る様になるし、変わっていける」という考え方だけれど。

 


子供の価値観を作り上げるサポートは親に出来る事の一つなんだよね。

 


そして二つめが「環境の整備」

人の価値観や能力は周囲の環境に大きな影響を受けるので、より良い環境を整える事も親が子供に出来る事だったりします。

 


「親がビジネスをする」という意味

先に「親が子供のために出来る事」を紹介しましたが、どちらの項目についても「親がビジネスをする」という事は子供にとって大きな意味を持つ、と私は考えてます。

 

 

何故なら「子供に多様な生き方を示す機会になるから」

 


例え話で自分の事を書きますが、私の両親や周りにいた大人は工場勤務や現場仕事に就いている人が多くて、私も高校までは「自分も将来は○○の工場で働いて〜」とか考えてました。

 

 

 

ひょんなことから大学進学しましたが、周りの友達も親世代の働き方や生き方を参考にサラリーマンで生きて行く人生設計を考えていた様にも思います。

 

 

 

もしも。

  • ビジネスは自分の手で出来るもの。
  • 元手を掛けずに学生でも出来るマネタイズがある。
  • 学生からでも十分に出来るビジネスがある。

 

 

 

という事を認識していたら違う生き方もあったのかもしれません。

 


子供は大人と比べると好奇心が旺盛です。

親の加護もあるし一般的には「社会に出る前」として扱って貰えるので失敗しても次のスタートラインにスムーズに着く事も出来ます。

 


要は「失敗リスク」を考慮する必要性が低い立場とも言えます。

 

 

 

ただ、どんなチャレンジをしようにも「認識していない」選択肢にチャレンジする事は出来ません。

 


だから、親が多様な働き方を示して「選択肢はたくさんある」という事実を子供が認識出来る環境を作る事には大きな意味があると思います。

 

 

 

もしも。

学生の間にビジネスで稼げたら、サラリーマンになっても「最悪、自分で稼げばいいや」と保険が作れる。

 


もしも。

学生のうちに毎月2〜3万円を稼ぎだす仕組みが作れたら、奨学金を借りても返済に苦慮しなくても済む。

 


とか。

 


ぶっとんだ理想までいかなくても大きなアドバンテージを持つことも出来るでしょう。

 


ウォーレンバフェットの「スノーボール理論」的なお話しですが。

 


小さな積み重ねが後に大きな価値やアドバンテージに繋がるからこそ、一早く子供に「選択肢を示す」事には大きな価値があるのではないでしょうか?

 


ストレス対策にもなる。

「ネガティブな完璧主義」という考え方を知ってますか?

 


「完璧に、ミスなくしなければ次はない」という様な考え方なのだけれど。

 


「正解以外は許されない」というマインドセットがあると、挑戦が出来なくなるし「失敗に繋がる要素」を極度に恐れる様になります。

 

多くの人は「失敗したら即死」みたいな環境で焦りも不安もなく、冷静に対処は出来ないですよね?


現代社会では

  • サラリーマンしか稼ぐ道がない。
  • 転職は30歳まで。
  • ジョブホッパーは会社に敬遠される。

 


という価値観がまだまだ強い。

「会社にいないと生きていけない」価値観と言い換えられれかもしれません。

 

 

 

結果、度を超えて会社に生活を捧げる人もいれば、「会社で生きていけないから」という理由で命を断つ人もいる。

 

 

 

もしも、生き方はサラリーマン以外にもあって「会社に頼れなくても生きていく道はある」と子供が実感しているならば。

 


仕事での失敗も数多ある失敗の一つとして必要以上に重たく捉えなくて済むのではないか、とも思うんです。

 


生き方の柔軟性も。

失敗の許容力も。

 


子供が自ら獲得していくものではあるのですが、まずは「選択肢はたくさんある」というきっかけくらいは親の手でプレゼント出来るんじゃないかと思うのです。

 

 

 

窮地に陥ってから「生き方はたくさんある」と言われても、響かない。

 


だから響くうちに道を示す事が大切なんじゃないかな、と。

 

 

 

子供のために柔軟に生きよう。

まとめると「子供は周囲の環境に影響を受ける」

 


価値観も。

今後、とっていく選択肢も。

 


だから親は子供のために「柔軟に生きていける」「正解はいくつもある」と示す事が出来る生き方をすべきだ、というのが私の見解です。

 


この記事を読んで頂いた子育て世代の方がいるのなら、どうでしょうか?

 


自分の歩んできた道。

周りの知り合い。

世の中の人達。

 


見比べてみて、今やるべきはなんでしょうか?

 

 

 

今回の記事は最後にそんな問い掛けを投げて終わります。

 


何かのきっかけになれば良いなー、と思いながら。