田舎移住に失敗しまして。~田舎に来たけど都会に帰ります~

田舎移住に失敗した人の雑記ブログです。Twitterはプロフから!

【実体験】入社した時はホワイト企業でも安心は出来ないという話。

f:id:hitsujinomeeta2:20190921051439p:image

Twitterやブログのプロフィールで「激務でメンタルをやらかした」と自己紹介をしている私です。

 


今回は「どんな会社で働いていたか?」というお話です。

 

 

 

先に一言言っておくとタイトルの通り。

 

 

 

「今はホワイト企業でもこの先もホワイト企業でいてくれるとは限らない」

 

 

 

元々、業界・職種共に激務

詳細出し過ぎるとよろしくないので大まかに話をしますけれども。

 

 

 

私がいたのは割と激務と言われる業界の会社の営業部。

 

 

 

早い話が商社の営業マンだったんですよ。

「ルート営業+開拓営業」のよくある感じ。

 


WEBで調べてみると割と激務な部類みたいね。

 

 

 

そんな会社に新卒から5年以上居ました。

 

 

 

業界も職種も元々が激務らしいけど、メンタルやらかしたのは最後の2年。

 

 

 

入社してから数年は一応、普通に働いてました。

 


度々、社内表彰貰ってたから「全く仕事が出来ないやつ」でもなかったと思う。

 

 

 

得手不得手の差は激しかったけれど。

あと社内政治が下手くそ過ぎて呆れられてました。

 

 

 

 


会社は大手でホワイト企業

激務とは言いつつも業界的には普通よりもちょい緩い程度の感じ。

 

 

 

「少人数の新卒を時間を掛けて育てる」という前提で採用してる様な会社でした。

 

 

 

だから入社当時は「新卒の3年内離職」ってほぼいなかったし、プロパーの割合が高かった。

 

 

 

給料もそれなりに貰ってたし、休みも取りやすい会社でした。

 


休みなんて

「有給いいですかー?」

「おう、いいぞー」

 


とか

 


「来月、東南アジアに行くんで一週間休みます」

「おう、気をつけて行って来いよー」

 

 

 

くらいの緩さ。

 

 

 

「業界と職種から来る忙しさ」に目を瞑ればかなりホワイトな環境だったのさ。

 

 

 

ちなみに大学の友達と飲んだ時は満場一致でホワイト企業と言われてた。

 


しかし極楽浄土は続かなかった。

極楽浄土は言い過ぎかもしれないけど、そんなホワイトな環境も永遠のものではなかった。

 

 

 

経営陣の変更とか営業トップの人事異動とか。

あとは私自身が所属する営業部が変わったり市場や世の中の動きとか。

 


考えられる要因はいくらでもあるんだけど働き方がかなりキツくなった。

 


例えば

  • 活動目標の再設定
  • プロセスレベルの監視
  • 事業部毎の営業企画の活性化
  • ノルマの上乗せ率アップ
  • 社内資料と会議の増加

 


etc……。

 


どれも当たり前といえば当たり前なんだけど「一度に変えた事」「要求レベルの高さ」からかなりキツイ改革だったのさ。

 


イメージで言えば、今までの状態から考えると多い人で5〜10倍くらいの活動ノルマが課されて、営業プロセスが全部報告対象になった感じ。

 

 

 

 


利益のノルマから逆算しているので数値としては正論。

 


でも、業務範囲を踏まえて考えると実現性がない。

 

 

 

 

 

 

今まで緩かった事との差もあって体感的には相当きつかった。

 

 

 

事実、オフィスワーカーだけど勤務中に過労で倒れる人が出たり、メンタル病んで退職・休職する人が出てきた。

 

 

 

改革前はめったに休職する人はいなかったんだけどね。

 

 

 

そして、ついに私もメンタルをやらかし退職するに至った。

 

 

 

ついでに言うと私の退職前後で30代のプロパーがかなり辞めたと聞いている。

 

 

 

「お前のオールを任せるな」的な

中島みゆきの「宙船」の歌詞だけど。

 


いくらホワイト企業でも一生安泰じゃないと身をもって知った。

 


自分が「どんな働き方をするか」の裁量を他人に委ねると痛い目を見る。

 

 

 

 

 

 

経営陣や経営方針が変わるかもしれない。

直属の上司や部署の体制が変わるだけでも働き方は厳しくなり得る。

 

 

 

市場の動向や世の流れ。

競合他社の動きによっては厳しい体制に変えざるを得ない事態もあり得る。

 

 

 

だからこそ「組織内での身の守り方」とか「自分のための働き方」を身につけておく事。

 

 

 

最悪、退職しても世の中を渡れる市場価値は身につけておいた方がいい。

 

 

 

「そんな事は杞憂だ」と言うのならそれもいい。

 

 

 

でも、痛い目を見た立場からは何らかの対策をオススメする。

 

 

 

やるかやらないかは個人の自由だけれども。